本文へスキップ
3日間の無料お試し、ゲスト最大20名。招待状を公開するときだけお支払い。デザインを見る英語版を見る
儀式

Lễ ăn hỏi と lễ cưới:ベトナムの結婚、二つの儀式

初めての訪問、婚約の儀、結婚式の違い、北部・中部・南部で変わる贈り物のしきたり、そして両家が早めに決めておくべき三つのこと。

7 分で読めます
儀式 · イメージ写真

ベトナムの結婚は一つの行事ではなく、いくつもの儀式の連なりです。式場を予約する段階になって、両家が思い描いていたものが違ったと気づくカップルも少なくありません。新郎側は「婚約の儀は簡単にしよう」と言い、新婦側はやはり贈り物の盆一式と親戚全員がそろうものと考えている。三つの儀式をはっきり言葉にしておけば、気まずい話し合いをいくつも避けられます。

儀式は二つではなく三つ

  • Lễ dạm ngõ、最初の正式な訪問です。新郎の家族がビンロウとキンマ、お茶、お菓子といったごく軽い贈り物を持って新婦の家を訪ね、二人が公に付き合うことの許しを求めます。訪れるのは数人だけで、客も宴もありません。
  • Lễ ăn hỏi、婚約の儀です。新郎の家族が贈り物を新婦の家へ運び、両家の親族が見守るなかで正式に結婚を申し込みます。これを終えると、二人は婚約したものとみなされます。
  • Lễ cưới、結婚式そのものです。新婦を迎える許しを請う lễ xin dâu、新婦を新郎の家へ迎える行列、両家の祭壇で祖先に報告する lễ gia tiên、そしてゲストを招く披露宴から成ります。

婚約の儀と結婚式の間をどれだけ空けるかは家によります。1〜3か月空けるところもあれば、わずか1週間のところもあります。親戚が二度足を運ばずに済むよう、両方を同じ日に行う家も増えています。

二つの違い

ひと言で言えば、婚約の儀は二つの家族の間のこと、結婚式は二つの家族とその知り合い全員のことです。

  • 場所:婚約の儀は新婦の家で行います。結婚式の日は両家を順に回り、それから会場へ移ります。
  • 人数:婚約の儀は30〜60人で、ほとんどが親戚。披露宴は数百人です。
  • 贈り物:婚約の儀では盆と、現金を包んだ lễ đen。結婚式では花、指輪、祖先の祭壇への供え物です。
  • 服装:婚約の儀ではアオザイ。結婚式の日は午前にアオザイ、夜は洋装のドレスにすることが多いです。
  • 費用:婚約の儀は、たいてい披露宴の10〜20%ほどです。

三つの地方でやり方が違う

北部

贈り物は赤い布をかけた漆塗りの箱 tráp に入れて運び、箱の数は必ず奇数です。3、5、7、9、11のいずれか。一方、各箱の中身の数は偶数にします。基本の一式はビンロウとキンマ、酒、お茶、bánh cốm(青もち米の菓子)、bánh phu thê(「夫婦餅」)、果物。さらに豪華にするなら子豚の丸焼きと、幸運を表す赤いおこわ xôi gấc が加わります。

北部ならではの点が二つあります。Lễ đen は tiền nạp tài とも呼ばれ、新郎側から渡す現金入りの赤い封筒で、金額は事前に取り決めます。そして lại quả。新婦側が贈り物の一部を新郎側に返して持ち帰ってもらうもので、しきたりでは返す分は必ず手で裂き、刃物で切ってはいけません。箱は未婚の若い男女が運び、受け渡しの際に小さな赤い封筒を互いに渡し合います。

中部

ベトナム中部、とりわけフエでは、贈り物の規模よりも儀礼の正しさが重んじられます。供え物は控えめですが、手順は厳格です。家を代表して口上を述べる年長者 chủ hôn(主婚人)が立ち、吉時を正式に伺う儀があり、どの段取りも決まった型どおりに進みます。ここでは盆を偶数で数え、フエの家は他の二つの地方よりも吉時や、人が敷居をまたぐ順番に気を配ります。

南部

南部では婚約の儀を đám nói(「話の席」)、または lễ bỏ trầu cau(「ビンロウを置く儀」)と呼びます。贈り物は赤い布をかけた丸い盆 mâm quả に載せ、数は偶数で4、6、8、10。よくある一式はビンロウとキンマ、お茶と酒、夫婦餅または洋風のケーキ、果物、豚の丸焼き、xôi gấc です。

南部の雰囲気はもっと気楽で、儀式は短く、一日の多くを食事とおしゃべりに使います。それでもビンロウの盆だけは、ほとんどどの家も欠かしません。ビンロウとキンマはベトナムで結婚を象徴する伝統的な品で、夫と妻と兄弟のあいだの深い情を描いたとても古い民話に由来します。

招待状の言葉を正しく

よく取り違えられる言葉が三つあります。

  • Lễ Vu Quy は新婦側の招待状や看板に使います。娘が夫の家へ嫁いでいくという意味です。
  • Lễ Tân Hôn は新郎側の招待状や看板に使います。
  • Lễ Thành Hôn は両家合同の披露宴を一度だけ行う場合や、二人が自分たちの名前で出す招待状に使います。

だからこそ、招待状が一つではなく二つ必要になるカップルが多いのです。紙の招待状なら印刷が二回。オンライン招待状ならリンクが二つと、別々のゲストリストが二つになります。

早めに決めておく三つのこと

  1. 盆をいくつにするか、どの地方のしきたりに従うか。
  2. Lễ đen をいくらにするか、儀式の後で誰が受け取るか。
  3. 婚約の儀と結婚式をどれだけ空けるか、それとも同じ日にまとめるか。

三つとも、dạm ngõ の訪問の場で両家の親どうしで話しておきましょう。そのときに尋ねれば会話で済みますが、式場を押さえ招待状を刷った後に尋ねれば、交渉になってしまいます。

役に立ちましたか?一緒に結婚式を準備している人に送ってください。

次に読む

お二人の名前が入った招待状を、ひと晩で。

テンプレートを選び、写真と情報を加えて、ゲスト一人ひとりに専用リンクを。

お困りのことはありますか?

ガイドや連絡先はこちらでご覧いただけます。

最初の招待状を作るよくある質問サポートに連絡Zaloでメッセージ